TASCAM Portacapture X8 8トラックハンドヘルドレコーダー

・ランチャーシステムで簡単設定

収録シーンに合わせてアプリを選ぶランチャーシステムと3.5インチのカラータッチパネルにより、スムーズなナビゲーションで最適なオーディオ設定をワンタッチ選択。ランチャーシステムを利用することで、複雑な設定に苦労することなく、収録そのものに集中することが可能となります。

・わずらわしいレベル設定から解放

Portacapture X8は、プリセット内でのレベル設定に加え、デュアルADコンバーターと32bit float録音の技術を利用して広いダイナミックレンジを実現します。その結果、小さく録音されてしまった音も、S/N比(信号対雑音比)を損なうことなく編集時に増幅可能。
また、ノーマライズ機能により、録音後の2ミックスファイルの自動レベル調整を実現します。もう現場で適正なレベルを見つけるために労力を払う必要はありません。

・ドライバーインストール不要のUSBオーディオインターフェース

ドライバーレスで煩わしい設定も不要、Plug and goですぐに使えるPortacapture X8は、OBSまたは同様のプラットフォームを介したライブストリーミング用のマイクを内蔵したコンパクトなミキサーとしてお使いいただけます。動画のナレーション、セリフをDAWや編集ソフトウェアに直接収録することも可能です。
Portacapture X8は、USB経由で最大8トラック(6入力および2ミックス)を伝送します。USB-C端子を採用しUSB PD(パワーデリバリー)に対応。USBバスパワーで各マイク入力にファンタム電源を一度に供給することができます。
ビデオまたは音声会議の際には、USBマイクとして使用しつつ、同時に音声を収録することも可能です。

・TASCAMハンドヘルドレコーダー史上最高の内蔵マイク

内蔵される2つのマイクは、ハンドヘルドレコーダーの内蔵マイクとしては最大サイズのマイク径14.6mmを採用。着脱交換式のマイクユニットなので、マイクユニットを左右に付け換えることでTrue X-Y、A-B方式の切り替えが可能です。

・Bluetooth ドングル とアプリでリモートコントロール

別売オプションのBluetoothドングル『AK-BT1』とコントロールアプリ『Portacapture Control』を使えば、スマートフォンやタブレット(iPadおよびAndroidデバイス)などのモバイルデバイスからPortacapture X8をワイヤレスリモートコントロールすることが可能です。
『Portacapture Control』はAppleストアまたはGooglePlayから無料でダウンロードいただけます。

 

同梱品

本体×1
付属マイクユニット×2
取扱説明書(保証書付き)×1
単3形アルカリ電池×4
TASCAM ID 登録ガイド

■仕様

レコーダー部仕様
記録メディア microSD(64MB~2GB)、microSDHC(4GB~32GB)、microSDXC(48GB~512GB)
録音再生フォーマット
WAV(BWF) 44.1k/48k/96k/192kHz、16/24bit、32bit float
MP3 44.1k/48kHz、128k/192k/256k/320kbps
チャンネル数
入力チャンネル数 6チャンネル
録音トラック数 8トラック(6トラック、ステレオミックス)
アナログオーディオ入力定格
マイク入力(アンバランス)
入力端子1/2(プラグインパワー対応)
コネクター φ3.5mm(1/8″)TRSミニジャック
最大入力レベル +1dBV
最小入力レベル -69.3dBV
入力インピーダンス 85kΩ以上
マイク入力(バランス)
入力端子 3/4/5/6(「MIC」設定時)
コネクター XLR-3-31 相当
(1: GND、2: HOT、3: COLD)
φ6.3mm(1/4″)TRS標準ジャック
(Tip: HOT、Ring: COLD、Sleeve: GND)
注) XLRのみファントム電源対応
最大入力レベル +2dBu
最小入力レベル -75dBu
入力インピーダンス 2.2kΩ以上
入力端子 3/4/5/6(「LINE」設定時)
コネクター XLR-3-31 相当
(1:GND、2:HOT、3:COLD)
φ6.3mm(1/4″)TRS標準ジャック
規定入力レベル +4dBu(GAIN 設定最小)
最大入力レベル +24dBu
最小入力レベル -53dBu
入力インピーダンス 9kΩ以上
ライン入力(アンバランス)
EXT IN 端子
コネクター φ3.5mm(1/8″)ステレオミニジャック
規定入力レベル -10dBV(GAIN 設定最小)
最大入力レベル +10dBV
最小入力レベル -48dBV
入力インピーダンス 8.5kΩ以上
アナログオーディオ出力定格
ライン出力(アンバランス)LINE OUT 端子
コネクター φ3.5mm(1/8″)ステレオミニジャック
規定出力レベル -14dBV
最大出力レベル +6dBV
出力インピーダンス 200Ω
ヘッドホン出力
コネクター φ3.5mm(1/8″)ステレオミニジャック
最大出力 45mW + 45mW
(THD + N 0.1%以下、32Ω負荷時)
内蔵スピーカー 0.4W(モノラル)
コントロール入出力定格
USB 端子
コネクター Type-C
フォーマット USB2.0 HIGH SPEED マスストレージクラス
Bluetooth機器接続端子 Bluetoothアダプター(AK-BT1)専用
電源 単3形電池 4本(アルカリ乾電池、ニッケル水素電池またはリチウム乾電池)
パソコンからのUSBバスパワー
専用AC アダプター(TASCAM PS-P520U、別売)
消費電力 7.5W(最大時)
外形寸法 83(W)× 205.6(H)× 41.5(D)mm (突起を含む)
質量 472g / 381g(電池を含む / 電池を含まず)
動作温度 0~40°C

※0dBV=1Vrms、0dBu=0.775Vrms

 

■電池持続時間(連続使用時)

電池 使用条件 持続時間
アルカリ乾電池(EVOLTA) 入力端子1/2(付属マイク)入力
ファントム電源未使用
STEREO WAV(BWF)44.1kHz、24bitで録音
POWER SAVE MODE:オン
約 11 時間
入力端子1/2(付属マイク)入力 + 入力端子5/6 入力
ファントム電源使用時(+48V、負荷: 3mA ×2)
STEREO WAV(BWF)44.1kHz、24bitで録音
POWER SAVE MODE:オン
約 5 時間 30 分
ニッケル水素電池(eneloop) 入力端子1/2(付属マイク)入力
ファントム電源未使用
STEREO WAV(BWF)44.1kHz、24bitで録音
POWER SAVE MODE:オン
約 9 時間 30 分
入力端子1/2(付属マイク)入力 + 入力端子5/6 入力
ファントム電源使用時(+48V、負荷: 3mA ×2)
STEREO WAV(BWF)44.1kHz、24bitで録音
POWER SAVE MODE:オン
約 5 時間 30 分
リチウム乾電池(Energizer ULTIMATE LITHIUM) 入力端子1/2(付属マイク)入力
ファントム電源未使用
STEREO WAV(BWF)44.1kHz、24bitで録音
POWER SAVE MODE:オン
約 18 時間
入力端子1/2(付属マイク)入力 + 入力端子5/6 入力
ファントム電源使用時(+48V、負荷: 3mA ×2)
STEREO WAV(BWF)44.1kHz、24bitで録音
POWER SAVE MODE:オン
約 10 時間

※ファントム電源を使用時には、ご使用になるマイクにより持続時間が短くなる場合があります

 

■オーディオ性能

周波数特性
入力端子 1/2/3/4/5/6、EXT IN端子 → PCM データー 48kHz時(20Hz – 20kHz)+0dB / -0.3dB(JEITA)
192kHz時(20Hz – 60kHz)+0dB / -2.5dB(JEITA)
S/N比
入力端子 1/2 → PCM データー 101dB(48kHz 時)
(20kHz SPCL LPF + A-Weight)
入力端子 3/4/5/6、EXT IN端子 → PCM データー 102dB(48kHz 時)
(20kHz SPCL LPF + A-Weight)
全高調波歪率(THD+N)
(1kHz サイン波、-5dBFS 入力、GAIN最小、20kHz SPCL LPF)
入力端子 1/2 → PCM データー 0.01%
入力端子 3/4/5/6(LINE IN) → PCM データー 0.01%
入力端子 3/4/5/6(MIC IN) → PCM データー 0.01%

※JEITA:JEITA CP-2150 準拠※RoHSに対応しています。※仕様および外観は改善のため予告なく変更することがあります。

 

■対応OS

Windows Windows 11 , Windows 10 (May 2021 Update)
Mac macOS Monterey , macOS Big Sur , macOS Catalina
Android Android 11 , Android 10
iOS iPadOS 14 , iOS 14 , iPadOS 13 , iOS 13

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。